あなたはいつまでストレスの種を育て続けますか? - Harmonize
私はエネルギーデトックスワーク上級セラピストの傍ら、数秘術鑑定もしています。
このブログ、実は「カルマナンバー」の記事へのアクセスがとても多いのです。
それだけ「カルマナンバー」というものに対しての不安がある方が多いのかなと思います。
「カルマ」っていう名前が、そもそも不安を煽る名前ですね。
自分はともかく、お子さんがカルマナンバーだったりしたら心配になってしまうという親心もあるかもしれません。
でも、「過去生からの宿題」と考えると、それは誰もが何かしら持っていることなので、何も特別なことじゃないんです。
また、カルマナンバーを持っているからといって、災難に見舞われる人生とか、カルマナンバーを持っているからどうせ何やってもダメなんだとか、そういう事は全くありません。
ましてや、わけのわからない呪い的なものでは断じてありません。
↓こちらも参考にどうぞ
◆カバラ数秘術◆カルマナンバーのこと - Harmonize
じゃあ何が違うのか、というと、
カルマナンバーはそうでない数に比較すると、「学びのプロセスが1つ多い」
というところが違うのです。
なお、私はカルマナンバーを考慮するのは主に過去数と教えられているので、もちろん未来数(課題数)などで持っていてその影響も受けている場合もあるのですが、ここでは基本的な事に則って過去数という前提で話を進めます。
(実際の鑑定では色々なケースがあります)
過去数のカルマナンバーの意味
例えば、もっともエネルギーが大きいと言われる、代表的なカルマナンバー13を過去数に待つ場合。
13は一桁にすると4になります。
過去数4だと、単純に考えると
「生まれながらに4的な性質を持っている」
(つまり、後天的に会得した性質では無い、生粋のもの)
従って
「4的な性質を意識しなくても、良くも悪くも発揮している」
となるところですが、13の場合は、それ以前の段階として
「3的なところが行き過ぎ(あるいは至らなさすぎ)て、周囲との軋轢を起こすことが多かったり、トラブルの元になったり、自らの悩みの元となりがちである」
という風に考えます。
それは、過去生のどこかにおいて(前世とは限らない)、3的な性質を強くネガティブに使った結果、(あるいは使わなさすぎた結果)ものすごい失敗をしたとか、人を苦しめてしまったとか、あるいは自分自身が大変苦しむ事になったとか、とにかく「大きな大きな後悔がその人生において残ってしまった」ということを経験しているためと言われています。
ですので、「今生ではそれを何としても克服してこよう」という強い意志によって、カルマナンバーのエネルギーを内包して生まれてきている、ということです。
克服したくて来ているわけですから、そういった問題に向き合う事も当然多くなるのです。向き合わなければ克服は出来ませんから。
それが「苦労、困難、障害…」という、ネガティブな方に捉えられる、となります。
そしてそれを乗り越えた時、過去生からのカルマ、「これを何としても成し遂げる」というものが解消される=カルマの解消が成される、ということです。
カルマナンバーに共通した性質
カルマナンバーをお持ちの人は、とても強い自我を持っている事が多いです。
逆に、過去生の経験への大きな潜在的な恐れから、自我を押し殺している場合もあります。
数字の性質は行き過ぎているだけではなく、抑圧が行き過ぎているという方向へも出ます。
そしてそれは、単純にこの数字はこうですよ、と画一的に言えるものではありません。
ここでは行き過ぎている場合を説明しますと、「自分が自分が」となりやすいところが往々にしてあると考えられます。
しかもそれは「生まれつきの性質」なので、自覚なくそうやってしまうというわけです。
走り出すのが速く、その勢いも強く、独断で突っ走ってしまって、結果自分だけでなく周りにも混乱を巻き起こす的な感じかと。
これが行き過ぎているのか至らなさすぎているのかは、実際にお会いしてお話をナマで伺ってみないと何とも断言が出来ないのですが、印象としては行き過ぎている人の方が多いようです。
例えばまた13を例にとりますが、
3は頭の回転が速く、賢く、アイデアが豊富です。そして自由でありたい欲求があるので、縛られることを嫌います。「石の上にも三年」的なことは苦手で、すぐに結果を見たがるところがあり、自分に甘くなりがちでもあります。
これが13となると、そこに強いエネルギーが内包されているので、その特徴がより強烈に出やすい、となってきます。
カルマナンバーのかたに求められるもの
ではどんな事を心がければいいのかと言いますと、例えば13の場合は、足すと1+3=4で、4になります。4の理想とする姿を目指す、となるのです。
4は、コツコツと物事を積み重ね、着実に一歩一歩進む事で実績を作っていく数字。
軽率な振る舞いや、快楽の追求と没頭、自分への甘さ、無責任さというところからは一番遠いと言ってもいいかもしれません。
逆に言ったら、過去生においてそれ(4的な事)が不足していたために激しい後悔をしたあなたは、次こそはそれを身につける(魂で学ぶ、と言った方がいいかもしれません)のだという強い決意を持って、今生に13というカルマナンバーを選んできているという事になるのです。
また、不思議と、そういう事を求められる環境になる事も多々あるようですし、やはりそこが足りない事によって痛い思いをする事もあると思います。
痛い思いをする事によって、心の底から自己の姿勢を振り返り反省して、特に言われたわけではなくても4的な事を心がけるようになるという、そういったことも充分にあると思います。
そこまで至るとカルマの解消が進んできますので、色々な面でV字回復的な事も起きてきます。カルマナンバーの大きなエネルギーというのは、そういった意味合いも含んでいるという事です。
カルマナンバーは、わたし的にはお若い方ほど影響が出ているなと思う事が多いです。
(私の感覚では、「若い」というのは、30代、場合によっては40代前半までは充分若い部類に入ります。ただし、あくまで私の感覚です)
影響が出ている、というのは、数字の性質がネガティブな方に出やすい、という意味で。
ある程度のお年を召した方は既にカルマの解消が終わっている、また、まだ30代くらいでもそれ相応の経験をしてきている方は、カルマの解消を終えたのだろうなという方もいらっしゃいます。
13を例にとりましたが、ほかのカルマナンバー、14、16、19も同じ事で、それぞれ目指すのは5、7、1となります。
そして次の段階が、ライフパスらしく生きること
カルマナンバーをお持ちの方は学びのプロセスが1つ多い、というのは、以上のような事を指します。
カルマナンバーでの学びの後に、ライフパスらしく生きていくという段階に入ります。
いくつまでにカルマの解消をしないといけないのか、ライフパスらしく生きる時間が無くなったらどうするのか、という心配は無用です。
いくつまでにしないといけない、などという線引きなどありません。
修行の場である現界に生きている以上、この世を去るまでが全て学びです。
そして物事は全て相即相入です。互いに影響し合っているのが自然な姿。ですから、線引きはありませんし、焦る必要もないのです。
ただあるのは、いつでも「じゃあ、あなたはどうするのか」という、「自分」に対しての問いと答えなのだと思います。