2019.3.14.加筆修正
◆こちらでは「5が強い人のこと」を書いています。
単純に過去数なのか、ライフパス数なのかだけでなく、他の数字の並びによっても傾向は違って来ます。
よくある「ライフパス5の人はこんな性格」的なものではありませんのでご了承ください。◆
カチッと枠にはまり、しっかりと地に足をつけ、どっしりと安定している性質の4。
「もうそんな狭い世界の中は嫌だ!」
とばかりに、安全な箱からビューンと飛び出して、自由に動く。そういう姿が5です。
だから、5は変化を好みます。この変化は自分が変わる事もあれば、自分が動く事で周りを変えてしまうという事もあります。だから「台風の目」なんですね。
自分が好きなように動きたいので、束縛されたり指図されることを嫌います。それは、自分の思いを通すということでもあります。
自分の思いを通すには、強気でないと出来ませんね。ですから5の人は強気で、押しが強かったり妥協しなかったりします。
5は男性性のエネルギーを持ち、積極的でパワフルです。行動力、実行力があり、大胆で、現実的。
また、人間そのものを象徴する数でもあります。五体、五感と言いますね。五臓六腑とも言います。
人間そのものの象徴ですから、「欲求」がキーワードになります。(欲求が無くなったら人間は生きていけません)
5は、色々なことを五感で体験したい人たち。ですから、好奇心が旺盛で、さらに行動力にも優れているのです。
5の行動力の源となるのは「人間の欲」。五感から生じる欲求が、5の人を動かすと言ってもいいでしょう。
綺麗なものを見たいとか、美味しいものを食べたいとか、センスの良いものを身につけたいとか、質の良い音楽を聴きたいとか、楽しみたいとか。
欲求というと、色々なものがありますね。
マンネリや決まりきった事は嫌ですから刺激のあること、もの、人を求めがちです。衝動的に動く事もあり、結構な野心家でもあるのです。そしてワンマンで強引なところも。
行動は大胆なことが多く、思い切ったことが出来ます。ただ、言い出したら後に引かない面があり、人の意見を聞かない事も。
ですから、間違った方向に向かってしまうと、人のアドバイスを聞けないという傾向が強いとリスクを伴います。
5は「変化」と言われますが、5の人たちが関わる変化というのは、向こうから来る変化というよりも自らが引き寄せる(引き起こす)変化と言った方が良さそうです。
自らが(大小関わりなく)動く事で、台風の目のように周りをも動かして行く。
積極的に動くのかどうかは、それに対して欲を刺激されるかどうか=興味を持つかどうかにかかっています。興味があることには積極性や強引さを発揮しますが、興味がなければ全く動きがない事も珍しくありません。また、5の人にとって大事なのは、自由であるかどうかでもあります。
5には「情報」というキーワードがあり、5本の指で情報を(引き寄せ)ギューっと掴んではパッと放って拡散させていく、そんなイメージです。得たものを自分だけのもので終わらせず、次は発信源となるのですね。
行動力抜群の5ですが、反面不安定さも持ちます。
どっしりと落ち着いた4と違って、5は走っている状態。走っている状態というのは、言ってみれば常に片足だけを地に着けて動いている状態、つまり、不安定なのです。走っているところを横からなにかの外力が加わると倒れてしまいますね。
それと同じで、環境やストレスレベルによっては、情緒が安定しない事も多々ありそうです。
安定しないままに突っ走ると、結果的に周りにも影響を与える事もあるのではないかと思います。
5は、1から9までの数の丁度中心です。ですから、良くも悪くも目立つことが多いです。また、自らも(自覚のあるなしに関わらず)目立つ方へと向かってしまう事もあるようです。
気がつくとリーダー格になっている事も。
リーダー格ではありますが、あくまで「自分」が元となりますので、「部下の育成」という面においては、やはり適性に疑問があるのは否めません。
(上意下達という事では問題ないですが)
職人気質と言えます。
5の強い方は、謙虚さが大切になります。