2019年3月15日加筆修正
◆ライフパス数なのか、過去数なのかだけでなく、お持ちの数字の状態や並びなどによって違いがあります。単に、よくある「◯の人はこんな性格」的なものではありませんのでご了承下さい◆
今日は6の(強い)人達についてです。
育成的な人です。人のためになろう、人を喜ばせたい、という人たち。
3も人を楽しませるのが好きですが、3が自分目線なのに対して、6は奉仕的と言いますか、ウエイトを他人においている感じですね。
他人に良かれと思っての行動は、それが他人が求めるものなら良いのですが、行き過ぎるとお節介の域になる事も、やり過ぎはその人のためにならない事もあります。
押し売りにならないよう、判断が要りますね。
実は、「日本」は、ゲマトリアで「6」の国なんです。日本ってどんな国?と考えると、何となくイメージが湧きませんか?
最近はそうでもない事も多くなりましたが、少し前の日本のイメージ。
所作の美しさ。慎み。武士道の潔さ。
島国であるが故に、よそ者を排除しようとする。これは自分の身を守るため、集団の平和を守るため。
争いが嫌い。自分が争う事も争いを見る事も嫌い。だから事を荒立てずに穏便に収めようとする。なので、仲介役になることが多くなる。
そして事を荒立てたくないから、自分が引っ込む傾向が強くなります。自己主張をする方ではなく、一歩引いてしまうので、悪くするとないがしろにされたり、舐められたり、利用される事も。
誰にとっても一番いい方法を見つけようとする(が、その誰にとってもの中に自分は入っていない事は多いので注意)ので、白黒思考の人からは「八方美人」とみられる事もあるかもしれません。
このあたり、世界から見た日本のイメージではないですか?
6の人が何故そういう行動や思考をするのかというと、「愛」からなんです。
6の愛は、特に「家族、隣人、友人」といった、自分が関わる世界にいる人々、自分の周りの、比較的近い人々が対象になります。
6の象徴の形は六芒星。全て60度にきちんと整った美しさがそこにはあります。1度の狂いもない形。なので、6の人はバランス感覚があり、完璧主義の面もあるのです。
ただこの「美しい状態、調和された状態、整った状態」を求める性質は、場合によっては寛容さがなくなりやすく、付き合う人が限定され、誰とでもソツなくという事は難しくなるかもしれません。
(6の人の場合は、それでも表面上は事を荒立てずに付き合う事はできますが)
そして、愛と共に6のキーワードには「美」というものもあります。
ただし6の「美」というのは、容姿(形)の美しさとは違って、行為の美。茶道の所作の美しさや武士道の美しさ、わびさびの美しさと言った、日本的な美しさが一番しっくり来るように思います。
全体のバランスを見て、変なところがあるとそこを排除したくなります。
出る杭は打たれるということわざがありますが、これはいかにも島国である日本的な考え方だと思います。和を乱すものを嫌うんですね。
所作の美しさからの繋がりで、だらしない人やだらしない状態が嫌いだったり、調和された状態を求めますから、自分さえ良ければというのも苦手。
東日本大震災の時、日本的な躾や価値観からくる行為が、世界から喝采を浴びたことがありました。
そして、争いが嫌いで全体のバランスを見ることができるので、場の調整が出来る、ということにもなります。
6の人はバランサー、ムードメーカー。場を和らげる、仲を取り持つことができる人なのです。
ただ、平和主義で調和を大事にするあまり自分のことが後回しになりがちなので、自己アピール力がもう少しあるといいかもしれませんね。
あとは、プライドが意外と高いので、これが行動の妨げにならないよう、気をつけて下さい。