消化管を除外すると、排出が最も頻繁に起こるところって、皮膚や粘膜じゃないかな? と思います。
私も定期的にというわけじゃないですが、排出期間みたいなものが時々来ます。
猛烈な痒み。
だけどこれも、過去何年も何年も継続して起きていた頃の発疹とは、全然性質が変わっています。
以前非常に長期間出ていた発疹は、毛穴がひとりでに炎症を起こして来て、猛烈な痒みを伴って、やがてジクジクと丸く凹んで痛みに変わり、周辺の皮膚も真っ赤になるものでした。
今皮膚に出て来るのは、毛穴が炎症を起こして出て来るのではなく、皮膚の浅いところが広範囲に痒くなる感じです。はじめは単に乾燥しているのかなと思いましたが、そうではありませんでした。
そんな中、「修復が上手くいかなかったんだな」とわかる部位がありました。何度も何度も痒くなった同じところです。
今は昔と違って痒いのを我慢せずに掻いているので、色素沈着とともに、その部分にだけ長い毛が密集してしまいました。だからその部分だけ黒ずんで見えていました。
余談ですが…私は繊維化を起こしやすい自己抗体も持っています。
だから、もしかしたら、部分的な皮膚の繊維化が先で、痒みや多毛はその結果起きていたのかも知れません。寸分違わずに全く同じ箇所だったので。
そういった状態になって、現在はその同じ箇所から再び排出が始まることは無くなりましたが、かれこれ半年以上はそんな感じの「あー、修復が上手くいかなかったな…」という状態でした。
そこがですね、
先日気がついたら普通の皮膚に戻っていました。
3年前くらいから、体がどんどん快調になっているので、ここもいずれ元に戻るだろうとは何となく思っていたのですが、本当に元に戻っていてとても感心しました。
修復に回すエネルギーが充分にあれば、すんなりと綺麗な皮膚になったでしょうし、そもそも炎症を起こさずに代謝で処理出来れば、皮膚の痒みも出ることは無かったんです。
修復には、こんな風に時には「エラー」も起こります。(体にしてみれば、限られたエネルギー内で最も体への害が及ばないようにしているのだから、決してエラーではないんですけどね)
ちなみにエラーの最たるものががん細胞で、がん細胞は毎日出来ては免疫によって処理されています。
エラーを起こさない
それ以前に
そもそも炎症を起こさない
(炎症すら起こせない、という場合も多々あるので、炎症が悪いということではありません)
代謝で処理できる
貪食作用で処理できる
というのがいいですねー。
いずれにせよ、スムーズに体内の反応を回すには、充分なエネルギーが必要だということです。
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