◆Q◆
強い人シリーズの注意書きに「数字の状態や並び」とありますが、どういうものですか? また、こちらではマスター数は扱わないのですか?
◆A◆
カバラ数秘術では「過去数、ライフパス数、課題数」で観ることを基本としています。
ですが、その人が持っている数字から得られる情報というのはかなり膨大なので、わずか3つの数字で言い表すのは実は無理があります。
なので私は、カバラ以外の方法でも数字を読むようにしています。(看板は『カバラ』としていますが)
同じ数字を持っていても、「その数字がその人にとってどういう状態なのか」が大事になってきます。
どんな状態なのかでプラスに作用しやすいのか、マイナスに作用しやすいのかというのが違ってくるのです。
また、年運なども、同じ数字をお持ちでも、その年の傾向が違うということも当然起こってきます。
今年2019年は年運3です。大雑把に言うと、基本的には3をお持ちのかたにはいい年ですが、その「3」がその人には元々どういう状態なのかによっては、「いい年です!」とばかりは言えないものが出てきます。
これはもちろん、ライフパスや過去数といった大きなくくりでは分からないものです。
「私の数字の状態は、どうやったらわかりますか?」
というのは、その人その人によって違うので、こういった場で「こうです」というのは不可能です。
ですから、ネットには「この数の人はこんな性格」というのが多々ありますが、まあ、当たらなくてもある意味当然と言えば当然なのですね。あくまでも大雑把なくくり、なので。
次にマスター数ですが… 11、22、33ですね。使命があるとかスピリチュアルな数だとか言われています。
たしかに「2、4、6」よりも、特に過去数だと、広い範囲に向けての利他愛が出来ている人が多いように思います。また、直感力に優れて、精神世界に理解がある場合も確かに多いようです。
ただこれも「多い」という事はあるかも知れませんが、だからなにか特別感があるということではなく、やはり数字の状態がどうなのかで違ってくると思います。
参考にはしますが、マスター数だからというだけで特別な区別は、私はしていません。
むしろマスター数の影響からというよりも、他の数字の状態や並びから来ているのでは? と思うことも多々あるので…。人々を導く「使命」があるとかいうのも、そう言い切るのはちょっと違うかな…と。
例えば、マスター数を持っていても、詳しく観ると違う数字の方が影響が大きかったりすることもあるんですよね。
余談ですが、過去数、ライフパス数、課題数には入っていない数字の影響が最も強い。というケースも実はあります。
なので、あまりマスター数そのものに固執しない方がいいと私は思っています。
これはカルマナンバー にも言えることです。