~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~~
手術(予定されている手術)は日勤帯でやるものですが、そうも言っていられない時も結構ありますよね。
私が勤務していた当時、手術部勤務のナースには当直・宅直というのがありました。
呼び方は違うかもしれませんが、おそらく今も、どこも同じような体制をとっているのでは? と思います。
直接介助(器械出し)、間接介助(外回り)が一定レベル以上出来るようになると、夜間の緊急手術にも入るようになりますが、当直・宅直というのは、夜間緊急手術のための要員です。当直・宅直共に1人ずつ。
夜間緊急手術に関しては、また別の機会に書くとして。
当直・宅直共に、日勤から継続して入ります。(私が勤務していた当時は。今は違うかも)
まずは日勤帯で終わらない手術の引き継ぎから。
交代する時にはその時点で器械・針・ガーゼカウントをし、今手術がどのあたりまで進んでいるかを申し送られ、自分でも把握します。
ちなみに、日勤帯で終わらない手術がひとつだけとは限らず、複数ある場合もありますが、そういう時は日勤帯での残業となります。
当・宅がはじめに交代した手術が終わって、まだ他の日勤帯からの手術が終わらない時は、ルームや器械、機材、諸々の片付けを後回しにして、そちらの手術に入ります。
…で、全ての手術が終わったところで、初めて2人で片付けに入れるんですねー。
日勤帯だと、ひとつの手術が終わると手術に入っていないナースやアシスタントさんがばーっと来てくれて、器械以外、ルームそのものは一気に片付くのですが、夜勤帯ではそうは行かず、時間がかかります。
床は色々こびりついて汚れていたり、糸の切れ端が多量に落ちていたりしますから。
床を拭くのでもただ水拭きだけ、というわけではないし、汚物入れや計りを綺麗にして、足台も綺麗にして、ルームの必要物品や薬剤等の補充などもあります。
更には感染症(+)だったりすると、全ての器械に特別な消毒(時間がかかる)が必要になります。
当直者は翌日は休みになりますが、宅直者は翌日も勤務なので、当直者は宅直者を早く帰さないといけません。なので当直になると、どう残務を組み立てると宅直を早く帰せるかな、と考えて仕事にあたります。
大体、器械出しの残務を残して外回りの残務を先に片付けていましたね。
で、先に宅直を帰した後、1人だだっ広いオペ室に(こういう時は、ホントに広すぎなんです)残って機械のカウントをするんですが…不必要なところは照明を切っているのもあって。これが、私はメッチャ怖かったですねーー。
そんな感じで、宅直者は緊急手術の呼び出しに備えて待機。(確か30分以内に来れる距離でした)
当直者はオペ室での仕事が終わると救急外来の仕事に入りました。
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