~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~~
勤め先の病棟のICUには、人工呼吸器を装着している方が複数。他、呼吸状態が悪い方が入っていますが、夜勤帯では、ナースひとりがそういった重症者の方を含め、20人以上を看る計算になります。
毎回ICU+重症者部屋を受け持っています。
ひと晩に何度もラウンド(巡視というやつです)に行くことは、入院した経験のない人も知っていると思いますが、一人ひとりにそれなりの時間がかかります。
呼吸状態が悪い人が多いのもありますが、当たり前ですけど、パッと見て終わりというわけではありません。
その都度CVを含む点滴の状態を見たり、その他の各種カテーテルの様子を確認し、必要な処置をし、呼吸の様子を確認し、酸素の確認をし、痰の吸引をし、その他日勤帯からの申し送りで必要と判断されることを実施したりなどしていきます。
24時間の持続点滴であれば、うちは0時に更新しますが、点滴用薬剤のミキシングも自分の受け持ちの分を終わらせて、他の夜勤ナースとのダブルチェックを終えている必要があります。
滴下を合わせてもその時間通りに落ちない事もあったりして…輸液ポンプ(流量を設定すると自動的に点滴を滴下してくれる医療機器)が、もう少し使えればホントにいいんですがねぇ…。
ラウンドの間にも人工呼吸器のアラーム音が聞こえれば急いで戻ります。
…アラームと言えば。
ナースステーションには重症者のモニターがいくつも表示されており、誰かしらのアラームが鳴っている事は多々あるのですが。
慣れないころは耳にアラーム音が残ってしまって、実際には鳴っていないのにアラームが聞こえたりもしていました。
食事休憩中に『人工呼吸器のアラームが鳴ってる』と思って行ってみたら全然鳴っていなかったり。
その他、ICUと重症部屋の時間ごとの体位交換(自動体交マットを入れていない場合ですが)とオムツ交換(他の部屋は夜勤のアシスタントさんがしてくれます)、マーゲンチューブ(鼻から胃に入れている管)等からの薬剤注入、物品の洗浄、消毒液の交換。
翌朝の投薬準備、経管栄養の準備、血糖チェックや定時打ちのインスリンの準備、採血の準備。
朝に側管からdripする薬剤の準備。(開封は朝)
末梢からの場合、漏れたりなどでメインルートが入っていなければ新たにルート確保が必要なので、それの準備。
(注 側管→点滴ルートに三方活栓というのをつけてあって、そこから新たに点滴ラインを繋げて、別の薬剤を入れられるようになっている)
…などを終えて、少し椅子に座る余裕が出来るのが午前1時くらいですかね。
ただし、その時間は諸々の記録に充てるので、ボーッとしてる時間は無いのです。
ナースコール対応も当然ありますし。
これに自分の受け持ち部屋で緊急入院が入ったりすると一気に他の仕事が滞るので、やっぱり早め早めに動いていますね。
ある程度もう1人のナースがカバーしてくれるにしても、彼・彼女にも受け持ちが20人以上いるので、限界があります。
優先順位を決めて仕事を立て直し、それでもいよいよ終わらないとなったら、日勤に仕事を残すしかなくなるのでしょうけど。
今のところそこまでなったことは無いですが。
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