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高次脳機能障害に関わる、私の過去の後悔と今思うこと

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高次脳機能障害

昔はほとんど聞かない言葉でしたが、近年聞く機会が増えてきたようなので、ご存知の方も多いかと思います。

 

それでも、詳しいのはおそらく医療従事者か、実際に身近にそういうかたがいるかた、あるいは、当事者の方だと思います。

 

 

 

脳の機能

脳の機能の中には、生命維持に関わる基礎的な機能と、注意・感情・記憶・行動などの高度な脳の働きを する高次脳機能があります。

この高度な脳の働きをする機能が障害を負ったのが、高次脳機能障害です。

 

事故や脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などにより、脳が損傷を受けることが原因となります。

 

義父の性格(と思っていたもの)

私は結婚していた当時、はじめの10年を元夫の家族と同居していました。

そこで義父の性格の異様さに本当に精神的に参ってしまったのですが…。

悪い意味で、近所でも有名な人でした。

私はそれを、元々の義父のキャラクターによるものとずっと思っていました。

ですがそうではなく、それは「高次脳機能障害」だった可能性が高いことを、義父の死後何年も経って知りました。

 

 

義父の脳の疾患

義父は40代の時に、脳膿瘍という病気で生死をさまよっていますが、この時に脳の膿を取り除く手術をしています。

(今から40年近く前のこと)

昔のことなので詳しいことは家族に聞いても分かりませんでしたが、単なる「ドレナージ」ではなかったらしい事はわかりました。

家族の話では、義父はその病気を境にして性格が変わったと。近所の人の話でもそれは一致していました。

 

もともとの性格ではなかった可能性

元々の性格からくるものではなかった可能性。

あれは、高次脳機能障害というれっきとした症状だったのだろう。

そう知ることになったのは、義父の死後10年以上が経ち、高次脳機能障害というもの、そのものが認められるようになってからです。

 

彼は、感情のコントロールが出来なかった

異常な興奮性と、それに伴う暴言は本当に凄まじいものでした。

ですがあれが高次脳機能障害の症状のひとつだったのなら納得がいき、義父本人にもどうすることもできなかったはずです。

元々は働き者で、きょうだいの面倒をよく見る人だったと聞きました。きっと口下手で、朴訥な人だったのだろうと思います。

 

であれば尚更、義父にとっても自分の発作的な怒りの沸点の低さと興奮性は辛いものだったのではないかと、今は思います。

 

 

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高次脳機能障害という概念がもっと早くあったら

 

もしあの当時、高次脳機能障害という捉え方がされていたら、義父に対して周囲の考え方も変わっていたかも知れないし、対応の仕方も変わり、あるいは、それが義父の精神的安定を(少しは)図ることに繋がったかも知れません。

今となっては、「たられば」でしかありませんが。

 

現在、高次脳機能障害が研究されるようになっても、興奮性の高さと怒りのコントロールに関しては、即効性のある手段や確実な方法があるわけではなく、難しいのが現状のようです。

 

 

ご家族とご本人の孤立

勿論ご本人も辛いでしょうが、それをぶつけられる事が最も多いご家族にとっても、理不尽なほどの暴言、罵声、時に暴力は、非常に心的負担の大きい事です。

実際あの当時の我が家は、義父の暴言や罵声、近所その他でのトラブルに本当に疲れていました。

いつ義父のスイッチが入るかと怯えて暮らすようになりました。

かといってどこへ行けばいいのかわからない。

相談してもいい手があるわけでもない。

「大変ね」と同情されるだけで、何も変わらないのです。

「義父のキャラクターによるもの」という前提で全てを考えていたからです。

 

身体的なリハビリは数ありますが、果たして情動面のリハビリ的なものが存在するのかどうか。

原因が脳の損傷であるため、根本的な解決はおそらく難しく、ご本人やご家族の苦悩は大きい。

ご本人やご家族が孤立してしまう事も懸念されます。

 

 

どんな時にスイッチが入るのか

 

ご本人が「なんとかしたい」という気持ちがあるのなら、どんなきっかけでスイッチが入るのかを一緒に考え、同じシチュエーションがあればその場から離れたり、怒りの衝動を逃がす方法を見つけることも、あるいは出来るかもしれません。

 

また、ご家族側のストレス緩和のために、何かしら手段を持っておくことも必要だと思います。

「この人がやっている」のではなく、「病気(症状)がこの人にやらせている」と考えることも必要でしょう。

 

そうは言っても、ご家族が抱えるものの大きさを身をもって知っているだけに、長期に及ぶご家族自身の忍耐を思うと、言葉がありません。

そして、ご本人の「自分で思うようにならない苦悩」も、大変大きなもののはずです。

 

現在、脳血管障害(脳血管疾患)での日本人の死亡率は、悪性新生物、心疾患に次いで第3位です。

つまりそれだけ、高次脳機能障害を抱える方が増加している事をも意味します。

誰にとっても人ごとではないのです。

 

ご本人への支援と共に、ご家族への支援体制も充実されることを切に願います。

 

 

 

ご理解下さい

高次脳機能障害の症状は多岐にわたり、今回書いた情動面だけではありません。

今回書いた事は、義父に顕著に見られた症状という事で、ご理解下さい。

また、年齢と脳の状態によっては認知症が深く関係することも充分にあります。

 

高次脳機能障害をもった人が全て暴力的になるという事ではありません。

 

当事者のかたは、ご自分の症状に悩んでいるかたが多いのです。誤解や偏見、差別のなきようお願い致します。

 

 

 

 

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