病気に関しての検査は定期的にしていますが、それ以外の全身チェックを長年していなかったので、思い切ってドックをやってきました。
初めての経験、胃透視。俗に言う、「バリウム」というアレ。
これまで胃の検査はいつも内視鏡(胃カメラ)をやっていたのですが、喉の麻酔がどうも嫌で、試しに今回バリウムを飲んでみて、まあまあ耐えられそうだったら次からも胃の検査は胃透視にしようと。
そんなわけで初めての胃透視体験。
ゲップを我慢するのが辛いと聞き及んでいましたが、それは初めだけでした。
①まずは検査台に乗って(この時点では立位です)発泡剤と少量の水を飲みます。
発泡剤の飲み方には少しコツがあるかな。口の中で水と混ざると発泡してしまうので、出来るだけ口の奥に薬を入れて、混ざるのが最低限になるように一気に流し込む感じ。
とは言っても多少は口の中でしゅわしゅわ発泡します。が、ガン無視(笑)
「よーし、いいからみんな揃って胃の中へ行けー!!」
な勢いで、深く考えずにとにかく早く、全部飲み込んでOK。
②ゲップを我慢する
おーーーーキタキタ、発泡剤の効き目。胃を膨らませようと頑張ってます。結構膨らんできますが、ゲップを出してしまうとせっかく膨らんだ胃がしぼんでしまって、検査結果に影響しますからここは我慢。
ゲップが出そうになったら唾を飲み込むと良いです。ゲップをやり過ごせます。私も何度も唾を飲み込んでやり過ごしました。
ゲップが上がってくるのは多分初めの数分です(私はそんなもんでした)から、ここをやり過ごせば、もうあとはそう心配する事はありません。
もっと辛いかと想像していましたが、思ったほどでは無かったです。だから初めてやる方、そんなに心配しなくて大丈夫。
③ついにあの!!バリウムを飲む!
ついに! 初めての経験。あの悪評高い(と思っていた。ゴメン)白いバリウムを飲みます。
「ぎゃーー、どんだけ不味いんだろう」
と覚悟していましたが。
あれ? 全然大丈夫じゃん! これならイケるよ、全然のめるよ! ゴクゴク飲めるよ! 誰だよ絶対不味いはずとか言ってたやつはー!(←オマエだw)
いやあ、すごいね医療の進歩って。こんなに検査がやりやすいように改善されてるんだね。製薬会社さんなのかな? 食品メーカーさんなのかな? とにかくありがとう。お陰様で美味しく飲めました。
④検査台が倒れてグールグルグル。
台の上でぐるぐる回るのは自分です。検査台がグルグルするわけではないのでご安心くださいませ。
マイク越しに検査技師さんが(優しく)指示してくれますから、その通りにグルグル体を回転させます。息を吸って止めたり、吐いて止めたりもします。
とにかくそこからは、技師さんの指示通りにするだけです。それでバリウムを胃壁にまんべんなく乗せたり、いいポジショニングで撮っているのですねー。
ただ…右へ左へと結構動くので、これは高齢の初心者の方には、なかなか大変かも知れないなあ。過去に経験があれば違うでしょうけど。
最後の方でうつ伏せで頭が下がった状態で撮ったのが、ちょっと頑張りどころだったかな。でも短時間ですから、大丈夫です。
⑤あれ? もう終わり? あら、随分早いのね!
というくらいの時間で終了。
いやー、驚いた。こんなに早く終わるものだとは思いませんでしたよ。
なんか昔のイメージだと、バリウムは不味いわ、時間がかかるわ、全然良いイメージが無かったのですが、こんなに楽なら大丈夫だわ、と思いました。
最後に注意は。
便秘です。検査後はバリウムが硬くなるのを防ぐためと早く出すために、水分を多く飲みましょう。
特に普段から便秘気味の人は、場合によっては下剤が必要になることもありますから、確認して下さいね。(下剤がセットになっているところが多いとは思いますけど)
これであとは検査結果を待つのみです。これが一番重要ですけどね。
胃の具合が悪いんだけど検査を躊躇している人、いませんか。今の胃透視は本当に楽になっていると思います。(私は過去に受けたことがないので、比較が出来ないのですが)
安心するために検査を受けるという側面もありますので、躊躇せずに受けてみてくださいねー。
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