チーズ熱が去ったと思ったら今度は「ゆかり熱」です。正確にはチーズ熱と被っていた、いや、チーズよりももっと前からなんですがね。そしてこちらはまだ継続中。
ところで、ゆかりって、知ってます? 赤紫蘇です。梅干しの色付けに使うので、梅と一緒に漬けます。
「ゆかり」にする時は、天日で乾燥させて、細かくして、フープロなどでふりかけ状にするのです。当然しょっぱい。
うちの最近の自家製梅干しは赤紫蘇を入れないので、ゆかり食べたいなーと思ったら、市販のゆかりを買ってくるのですが。
なんだか知らないですけど、とにかくすごいゆかり熱。昔から朝はご飯ものを食べないので、昼夜の二食が毎回ゆかりご飯です。飽きないんだ、これが。
もともとゆかりって好きでしたけどね。
なんかマイブームが来てからもう5袋くらいは買ってるかも。
それと、別のマイブーム。
「この世界の片隅に」をですね、やたらと観まくっています。
これは映画館で観て、DVDも買いました。
チーズブームが来たあたりから、「この世界の片隅に熱」も訪れていまして。こちらも未だに継続中です。
何がそんなに観たいのか…ホント謎ですなーー。
観たいシーンを選んで観るのじゃなくて、律儀に始めから終わりまで観るのですよ。
これほど観ていれば、話の内容はすっかり頭に入っているんですけどねー。でも観たくなる。不思議だ。しかも買ってから1年以上は軽く経っているのに。
まあ、いずれこのマイブームも終わる時が来るでしょうけど、食べ物はともかく、何度も観ているDVDを飽きもせずにまだ観続けるというのは初めての事なので、面白いなー、一体何だろうな? と思っています。
ところで、「この世界の片隅に(アニメ)」を観た方に。
水原哲が話の終わり近いところで出て来ますが、あのシーン、水原哲の後ろをすずがリヤカーを押しながら声をかけずに通り過ぎて行くシーン、あの彼は亡くなっているんでしょうかね?
原作者は「生きている」との設定であのシーンを描いているそうですが、私は何度観ても、彼は亡くなっている方が自然と思えるんですよねー。
(機銃掃射の時、水原哲から貰った鳥の羽根が撃ち抜かれるシーンは、彼の死を暗に示していると思ったのです)
この作者さんは結果を見せない、という描き方を度々される方のようだし、その辺は観る人々の心に任せる、という事なのかもしれませんが。
確かにハッキリと示されるよりも、その人の心で完結されるほうが、より余韻が残る感じはしますね。