ストーカー行為とエネルギーデトックスワークのことで、ご質問を頂きました。
このブログは「ストーカー行為」の検索で見える方も多いので、ブログ上でお答えいたします。(2019.5.27.追記あり)
◆エネルギーデトックスワークをすると、ストーカー被害は止むのでしょうか?
◆過去のFAQにあります、
◆FAQ◆エネルギーデトックスワークで、病気が治りますか? - Harmonize
と通じるところがあるのですが、改めて。
私がこちらの記事
で書いたように、長年悩まされてきた元夫のストーカー行為がパタッと途絶えた、ということは事実としてあります。
が、それは、「エネルギーデトックスワーク『だけ』をしたからストーカー行為が止みました! 」というものではありません。
それは「エネルギーデトックスワークで病気が治ります!」と言ってしまうのと同じレベルになってしまいます。「エネルギーデトックスワークで病気が治ります」というのはありませんので。
私のやったことから順に書いた方がわかりやすいかなと思うので、それを書きます。
私がやって来た事
①現実的・物理的対処は不可欠
これは誰でも知っていることですが、ストーカー被害を受けているときは、物理的に接触を断つことが必要です。
ただ、現実としては完璧に断つことができない事情も多いかと思います。
直接話すことも、会うことも、断てればそうするべきですが、諸事情によっては事務的にでも関わらざるを得ないこともあります。
その場合は第三者を入れることが必要でしょう。私はなるべく、息子にメッセンジャーを頼みました。
ストーカー行為の程度によっては命に関わることもあるので、まず始めに、現実的な対処を外すべきではありません。
②相手は変えられない。だから自分の方が変わることを選んだ。
はじめの数年間は、「ストーカー行為をしない事」を、相手に要求し続けました。
こちらも、半狂乱になったことも幾度となくありました。
が、忘れてはならないのは、ストーカー行為をするという、そこまで行ってしまうと、相手にはそういったことに対してのまともな判断力が既にない状態である、という事です。判断が出来るのなら、そもそも初めからストーカー行為などやらないのですよ。
事実、相手は自分がストーカー行為をしているとは全く思っていませんでした。
私がどれほど苦しんでいるのか、それがどうしても理解しては貰えませんでした。
あくまでも私のケースですが、元夫のほうも、苦しんでいたことはわかりました。
ちょうど、タバコをやめようとしてもなかなかやめられないことに似ていると思います。そういった行動自体への依存だったのだろうと思います。
ストーカー行為をする人とは
ストーカー行為をする人に、きちんと仕事ができるかどうかであるとか、人望があるかどうかとか、人気者であるとか、優しい人であるとか、そういう事は全く関係ありません。
事実、元夫も、いい加減な人だとかモラルのない人だとか、自己中な人ではありませんでした。少年時代から非常に苦労をしてきた人で、誠実な人でした。そうでなければ、結婚なんてしませんよ。この人は私を裏切らない、私よりも強い人だと信じたから結婚したのです。
それでも、ストーカーになってしまった。
もう、そうなってしまったら、相手を変えるなんて無理です。相手自身も底なし沼の中でもがいているのですから。
自分の方が変わるしかないのです。
その、「自分の方が変わる」というのはどういうことかというと。③に続きます。
③自分の受け取り方を変える
これも正直言ってかなり難しいことです。
自分の受け取り方を変えるには、自分の価値観、「こうあるべき」という信念を変えていかないといけなくなります。
それは自分を直視し内省し、時には自分の汚いところと否応なく向き合う必要がありますから、これも相当キツイのです。
でも相手の価値観を変えさせる事ができない以上は、自分の方を変えるしかないのです。
この先何年も何年も、ストーカー行為に苦しめられながら人生を送るのか?
今苦しい思いをしても、自分が変わる事により違う道に踏み出すのか?
私は後者を選びました。
なかなか自力では出来ませんから、私はその助けとして複数のことをしました。それが、以下④からの事です。
④視野を広げ、視点を変え、心を変える
受け取り方を変えるため(=価値観を変えるため)、視野を広げるために、これまで興味のなかった分野の事を知る。
より深く自己カウンセリングが出来るようになるために、心理関連の勉強をし直す。
(自己カウンセリングが出来ない人は、他者によるカウンセリングをお勧めします)
これはかなり有効でした。
自分を変える事で、受け取り方が変わる。視点が変わる事で見える世界がガラッと変わってきます。
が、理性で理解出来て心の持ち方を変えても、実際に再びストーカー行為をやられると、いとも簡単に心が地獄に引き戻されてしまう…というのを嫌という程に繰り返しました。
そこで出てくるのが、エネルギーデトックスワークです。
エネルギーデトックスワーク
ストーカー行為がもとで自分の中に溜まり続けてきた、『自分の心身に不調をきたすエネルギー』=『地獄の心に自分を引き戻すエネルギー』を抜く。
私は、ストーカー行為が始まった当初は、エネルギーデトックスワークや、ましてやスピリチュアルなどというのは全く無縁の世界に生きていました。
それどころか、「スピリチュアルだぁーー? わたしには要らんわ!」みたいに斜めから見ていたと言ってもいいです。もっとはっきり言ってしまうと、スピ関係は現実逃避としか思えなくて(事実そういう人が多いようにも見受けられた)一切合切嫌いでした。
縁あってエネルギーデトックスワークが出来るようになり、狙って不調の原因となるエネルギーを抜く事ができるようにスキルが上がってくるうちに、ハタと気がつきました。
「理性でわかっていても実際ストーカー行為をやられると簡単に地獄の心に引き戻されてしまうなら、その元となるものを抜けば良いのではないだろうか」ということにです。
つまり、理性や心の下にあるもの、『心でコントロールするのを難しくしているもの=エネルギー 』を、根本からなんとか出来ないのだろうかと。
それこそが、最近「元から断つ」と私が言っている意味になります。
ただし、繰り返しますが「エネルギーデトックスワーク『のみ』していればいいよ、というものではありません。
実際私はここに至るまでに、前述したように色々な事にかなり身を入れて、人任せでなくやって来ましたし(今もやり続けている事もあります)、それがあったから、ここまでたどり着けたのだろうと思っています。
そしてエネルギーデトックスワークのみに関して言えば、ここまでスキルを上げるのに1年以上を要してもいます。
そのスキルが身についた上でのエネルギーデトックスワークの効果と言ってもいい。
更にはそれだけのもの(時間、スキル、知識、経験、その他色々)を私の中に積み重ね、化学変化のようなものを起こす事が必要だった、ということです。
また、自分のやる(べき)事、必要なことをやった上でのエネルギー的な対処はより有効に働く、とも言えると思います。
なお、「ワークが良いのは分かったけど、これから1年以上も時間をかけないと同じようなスキルは身につかないの?」という方のために、『スキルを持った認定セラピスト』がおります。ですが私は認定セラピストに抜いてもらうと同時に、セルフワークができるようになる事を強くお勧めします。
『人』が自力でできる事は、このような感じです。
書いて良いものかと思ったこと
上から許可が出たことについて最後に書いておきます。(あとで削除する可能性もあります)
世界(その人その人の住む「場所」)の固定化が急速に進んでいるので、(無意識のうちに)自ら望んで好くないほうへ行く人も増えて来ています。
そういう意味で、人を変えるのは難しくなっているという事でもあります。
更には「居る場所」が変わると本当に関わりがなくなってくる、おそらく未来的には「その存在自体も知る事がなくなってくるところ」がある事が当たり前になって来ます。
ですから、人を変えようというのは、益々労力ばかりが大きくなる事が予想されます。というか、すでにそうなっています。
なので、人を変えようとするのに比べれば自分が変わる方がずっと労力は少ないです。
ただし、固定化が強まっているので、自分が変わる事すらも実は難しくなって来ています。
変わろうと思うなら、相当根性を入れて下さい。そして、早い方がいいです。
(他にも書きたい事はあるのですが、ブログに書く事は上の許可が出ませんので、今日はここまでにします)
◆2019年5月27日追記◆
ここからは、読む人を選ぶであろうことをお断りいたします。
色々感じることがおありかと思いますが、
私がそういう体験をしたということでご理解ください。
行きつ戻りつしながら自分のほうを変え、心を地獄に引き戻すエネルギーを抜き、それにつれて起こる現象が変わっていきました。
現象だけを見れば、単にストーカー行為の終結。
ですが、もっと大きなところが変わっていることに先日気がつきました。
あれほどに恨み嫌悪していた元夫への心が、今は全くなくなっているということに。
私の人生はこの男に壊されるのだ、とまで思っていたのにです。
今はそれが全くない。
むしろ、この人は「私が」必要として必要な時に出会い、こんな役割をしてくれたのだと。この人もまた、私の人生には必要だったんだと。
「激しいサイキックアタックを元夫から受けている」
「エネルギーを奪われている」
そう信じていたけれど、底の底は違っていた。
激しいサイキックアタックをしていたのも、エネルギーを奪っていたのも私のほうだったのだと。
今、元夫に対して思う事は、
ただただ、幸せであってほしいという事だけです。