◆「強い人シリーズ」について。過去数とかライフパス数という単純なくくりではなく、お持ちの数字の並びなどにおいて性質は違ってきます。よくある「ライフパス◯の人はこんな人」的なものとは違いますのでご了承下さい◆
(2019.3.12.加筆修正)
2は、女性性(陰)の象徴の数です。(ちなみに1は男性性(陽)の象徴の数でした)2によって「2極」が生まれたわけです。
女性性ということで、母性的、慎み深く対象を支えるタイプ。
そう、2は、2番手、補佐役です。
感情豊か(ただしそれを表に出せるかどうかは別)、受け身、受け入れる→逆からいうと流されやすい、押しに弱く、決断力が弱いという面もあります。
2=2極=対象によって自己を認知
「2極」という面が、2を説明する時にはわかりやすいかなと思います。
「あなたと私」という関係性ですね。他者によって自身を認知するという感じ。光がないと影は出来ない、「元になるもの」があってこそ影が出来るのと同じです。
元になるものとは、人、モノ、環境…と、色々ありますが、やはり、人からが大きな影響を受けやすいですね。
ここは自己の決断力にも関わってきますが、「元になるもの」からの影響を受けやすいです。もともとが「受ける」という性質の数字なので。受け身が行き過ぎると決断力に悪影響が出ます。
この「受ける」という性質は「溜まる」にも通じるところがあり、良くも悪くも溜め込みやすいところがあります。例を挙げると、感情やストレスを溜めやすいとか。
自分のことばかりではなく、他人からの感情などを受けやすい、という事も言えます。他人の感情やストレスの捌け口になってしまう事もありながら、自身は自分の感情を溜め込んで溜め込んで、我慢しがち。
また、物静かでおとなしいけれど、(そして自分でもそう思っているけれど)内面には結構な頑固さもあります。
「受ける」という質は、文字通り「受容」となります。「共感力を持つ」「優れた聴き手となりうる」という事ですね。ですから寛容、協調性があります。この人にはなんとなく話せてしまう、というような穏やかさを持ちます。
ただし、優れた聴き手だからといっても、よいアドバイスができるか、という事はまた別の話になります。基本的に受け身になるので、自分の方から何かを提示するというのはむしろ苦手かも知れません。
理想的な2は、「名サポーター」となれるものを持っています。支えることで自らも成長していくのです。また、目立たないところでの奉仕にも向いています。
依存に注意
2は「元になるものがあっての2」となりますので、ストレスレベルによっては、その「元になるもの」に対しての執着心が強くなることには注意しなければいけません。
ネガティブに偏った2は、
「1人になりたくない」
というところが出て、それが行きすぎると対象に対して依存的になるのです。
「2極、あなたと私」という関係性において、あなたも私も共に尊い、ということなら何の問題もないのですが、相手を通さないと自分の価値を見出せないとなると、この傾向は強くなります。
「それ(元になるもの)を失いたくない」となってしまうのですね。
失いたくないために、本当は必要がないのに「失わずに済む理由」を探してしまったりと、優柔不断や思い切りの弱さが露呈したりします。
理想は、win-win
大切なのは対等、ということ。犠牲になるのではなく、依存するのではなく、相手も大事、でも自分も大事、となること。
相手を支える動機が、「どうせ私なんて◯◯だから」「支える事でないと自分の価値を見出せないから」とならないように、純粋に思いやりからとか愛からとか、そうなれる事がいいですね。
そして自分というものをちゃんと持つこと、自分の立ち位置をきちんと持つことです。