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何もカバラに限定される事ではないのですが、今日は「運気が弱い時」の話を。
年頭の占いなどで、今年は運が悪いとか言われると、ドキッとしますね。
運気というのは
まず始めに、運気というのは何かというと、波のように巡って来る宇宙のエネルギーです。
宇宙のエネルギーというと何だか一気に怪しげに聞こえますが、他に良い表現がないので。
巡るものなので変化があります。ずっと悪いままとか、反対にずっといいままとかはありません。それは皆平等に出来ているのです。
差があるならば、俗に言う「運が悪い時」「運が弱い時」の過ごし方によって出てくると思います。
●なお、本当は運気に強さ弱さはあっても良い悪いは無いと思うんですが、ここでは便宜的に良い悪いという表現を用います●
特に運が悪い時の過ごし方は、その後波が巡ってやって来る「運が良い時」の飛躍の仕方に大きな差が出てくるとは思います。
運が悪い（弱い）時
運が悪い時というのは、別の言い方をすると
「内省期」だ言えます。「雌伏の時」です。
運が良い時は、目が外へ向かい、外へ外へと積極的になる時期ですが、内省期は文字通り自分に向き合うことが必要になる時期。
そして、自分の中にある
「手放した方が良い事」
「改めた方が良い事」
「足りていない事」
…などに気がつく、あぶり出される機会が多くなります。そういったことを通して、成長を促されるんですね。
自分のそういうところは往々にして目を向けたくないことですから、楽しくはありませんわね。多くの人にとっては、避けて通れるものなら避けたい事です。
更に、運が良い時は周りからのサポート力もグンと上がりますが、内省期はそれが期待出来ないと考えておいた方が良いです。
基本的に、人任せには出来ません。
物事は自分で解決するという心づもりでいた方が間違いありません。
内省期に必要なことは
ですから必然的に、より「慎重である事」「謙虚である事」「俺が俺がという姿勢を慎む事」などが必要になってきます。
内省期は、自分の中の弱いところと向き合う機会が増える時期という事であり、だからこそそれの克服にも繋がるのです。
運気の弱い時に弱いところの克服をして、運気が強くなる時に積極的にチャレンジしていく。
内省期の過ごし方で運気が強くなる時に差が出るというのは、こういう事です。
生まれた時のエネルギー
余談ですが、やたらと不安を煽る占いもありますが、個人的にはどうなのかなーと思います。
「こういう生まれだから、あなたは苦労の多い人生です」
とか、もっとストレートに不安を煽る文言を見たこともあります。
でも、あくまでもそれは
「生まれた時のエネルギー」
であって、本人がどこにどう気をつけて生きて行くのか、どう弱いところを克服して行くかによって変化してくるものです。
必ずその通りになると定められたものでは無いんですよね。
生きる上での指標、弱いところを知る指標とはしても、それに囚われてはいけないんじゃないかなと。それによって占いは外れて行くものだと思っています。
「生まれた時のエネルギー」
というのは、その人が
「今生で何を学びにきたか」
を示しているものだと思います。
学びたい事を学ぶために、「最も適したエネルギーを得られる生年月日」を選んで人は生まれてくるのだと。
そう考えると、運が弱い時というのは、決して「悪い時」とイコールではないのです。
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