(2019.3.10.加筆修正)
数秘術 ものすごく基本的な数字の説明。
今回は4(が強い人)についてです。
「四角形」を思い浮かべて頂くと4のイメージそのままかなと思います。
4のキーワード 秩序、安定、安心、信用
『4』『四角』『四』
しっかりした土台。
枠組み。
四股を踏む、とも言います。
春夏秋冬、東西南北、喜怒哀楽とか、「4」で成っている言葉も多いし、そうそう、四角四面なんてのもあります。
そういうところから連想できてくる4、というのは。
支える力と枠
外に向けて目立っているのではなく、見えないところで支える人、役割です。
ですからいる時は目立たなくても、居なくなってみるとその人の重要さがわかる、という事が多いかも知れません。
4の人が異動になったあと、
「あの人が居なくなったら仕事がスムーズに回らない! こんなに色々な事を段取りよくやってくれてたんだ」
みたいな感じですかね。
見えないところの力なので、4が強い人は地味な印象かも知れませんし、目立つことは苦手かも。
ポジティブな4の方は、自然と周りに与える安心感もお持ちでしょうね。
庶民的と言いますか、世話役と言いますか…親しみやすさがあると思います。
「四股を踏む」という言葉がありますが、そこから連想して、他にしっかりと足を着けている人、というイメージがあります。
フワフワしているところはなく、現実的で合理的、計画的でもあります。
ですから段取りが上手いです。
ルーチンワークが得意。裏を返すと不測の事態に弱く、臨機応変も苦手かもしれません。
そうそう、整理整頓もお上手なのでは?
机の上とか引き出しの中とか、ファイルの整理とか、車のトランクの中でもちゃんと整っているのでは。
他の人が見やすいように、後に続く人達がやり易いように心を配ることが出来る人達です。
自分の経験をもとに緻密なマニュアルを作成したりとか。
「枠」というところから連想されるのが「ルール」や「道徳」「基礎」そこから管理的な事に秀でていたり、慎重だったり、引き受けたことはきちんとやり遂げる人。
常識人であり協調性もあり面倒見もいいので、
当然、周りからの信頼も厚くなりますね。
「この人になら任せられる」という安心感を周りに与えられるようになります。
でも雲の上の人的なものではない、「町内会長さん」のような感じ。
その反面堅物とも言えるので、融通が利がなかったりという事もあります。
自身が常識人でありルールを守る人なので、それが出来ない人との付き合いはストレスの元になる可能性大。
自分と同じように信頼感があり、誠実な人を求める傾向があると思います。
『枠』なので、その外側の人とは打ち解けるまでに時間がかかる事が多い(初対面の人など)ですが、1度打ち解けると強い信頼を向けます。
心配性な面も
それから、もうひとつ。
慎重で心配性な面もあるので、石橋を叩いても渡れないところがあります。
「いつもと同じ」が安心なのです。
ですから、何かのチャンスが来ても変わる事がなかなか出来ないかも知れません。安定という『枠』を求めますから。
心配性であり、慎重であるところや、実績を積み上げるところ、人からの信頼を大事にするところ、計画的なところ、それらの行動の裏には「秩序・安定・安心を強く求める心」があると言えます。
「変わる事」というのは、未知のものですから、そこには大なり小なりの不安が伴いますからね。
4の(強い)人達には、一歩踏み出す、というのが、とてもとても勇気を必要とする事なのです。
ですが4の人には用心深さや慎重さや緻密さがありますから、無謀な賭けはしないはず。
ですから、色々な事を鑑みた上で大丈夫かも知れないと思ったら、時には自分を信じて進んでもいいのではないかな、と思います。
でもそういった慎重さはやっぱり、4さんの良いところでもあるんですね。
周囲や相手と合わせる事を重視するので、自分の言いたい事を抑えすぎたり、不器用なところがあるので本心ではない事を言ったりもするかもしれません。
信用がものをいうところでの評価は、4さんはとても高いと思います。