~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~~
そこから逃れても、そして環境が変わっても、気がつくと以前と同じような状況になっている事ってあると思います。
それって、よく言われることではありますが、課題がクリア出来ていない、という事が多いのではないかと個人的には思います。
「クリア出来なかった課題がある」から、また同じようなことが起きてくる。
分かりやすいのは職場の人間関係で、どうしても自分と合わない人がいて、今度はそういう人がいない筈のところに移るんだけど、何故かまた同じような人が後から入ってくる。或いは、それまでとても優しい人だった筈なのに、何故か自分に対してだけ辛く当たるように変わってくる。
職場の人間関係に悩みがあると毎日の事なので、相当しんどいのはわかります。私も経験がありますのでね。
私の場合は(若い頃でしたが)、妙に私に敵意を持って接してくる、蔑んだ態度で接してくる人がいました。
厄介なことにボス的な存在の人でしたので、他の人もそれに消極的同調をして、毎日かなり精神的にしんどかったです。
特にまだ仕事が一人前に出来ない時期は。
その当時、わたしには既に
『クリアしなければいけないものがあれば、どこかへ行ってもまた同じ事が繰り返される』
『多分逃げるたびに状況が悪くなっていく』
という、今の考えと同じものを何故か持っていましたので、とにかく
『逃げない』=『とにかく辞めない』
ということで、覚悟を決めました。
もちろん、『あまりにも』精神的に追い詰められたときには逃げてもいい、ということも決めています。
メンタルが壊れて死にたくなって、それを実行するほどにまでなっては、課題のクリアも何もないですから。
ただ私の場合は、上記の『あまりにも』のラインはかなり上の方にしていました。耐えられるギリギリのところに。
(このラインは、当然人によって上下します。私は幼少時から色々あったせいで、耐性はいくらか高かったと思う)
いやあ、今思い出しても、それでも当時はかなりしんどかったです。毎日毎日職場に向かうのが嫌でした。
あの時の『課題』は何だったのかはよくわかりません。
許す、ということだったのか。
認める、ということだったのか。
技術的、人格的にその人を反面教師として、より上に行くことだったのか。
自分には覚えが無くても、「やったことは返ってくる」の清算の時期だったのか。
或いは単に、『辞めない』という事を貫く事だったのか。
とにかく辞めないと覚悟を決めて数ヶ月…1年弱くらいか? よく覚えていないけど、どうなったかといいますと、その人の方が職場でトラブルを起こして、ある日突然辞めて行きました。本当に、ある日突然です。
以後はそれまでの苦痛が嘘のように何もなくなりました。
その間に身に付いたことは
受け流すということ、
実は納得していなくても見かけ上迎合すること→性格的にこれが1番難しかった
仕事でのことは仕事と割り切ること、
死んでも譲れないラインでなければ妥協すること→これも難しかった
相談するという形であっても、その人のことは一切誰にも言わないこと(かなり職場での力が強い人だったので、その人に意見できる人が誰もいない→おそらく、その人に関する話題は必ず本人の耳に入る)
言うなれば処世術というのかも知れません。
とにかく、ある日突然、課題は終わりました。
もう一度言いますが、何が課題だったのか今でもわかりませんが、クリアしたからこそ突然その『場』から引き上げられたのだと思います。
そしてその後も、課題はまた出てきました。
そのステージ、そのステージに見合った課題が与えられ続けるのでしょうね。
ひとつクリアすると、それよりももう少しだけ上の課題がくる。人生ってその繰り返しなんでしょうね。
多分死ぬまでそれを繰り返すのだと思います。
そんなわけで、何が言いたいのかというと、同じようなことが繰り返される時、同じような事でつまづく時は、必ず何かクリアするべき事があるということです。これは、証拠は出せないけど、経験上確かだと思います。
そしてそれから逃げているうちに、おそらく難易度も上がっていくように思います。
同じことをしていて同じような事態になるのなら、そのやり方ではもう通用しないという事。
別のやり方が必要だという事です。
本当の覚悟を決める事が必要なのかも知れない。
許す事が必要なのかも知れない。
自ら退路を絶つ事が必要なのかも知れない。
とにかく、それまでとは違うことをやる事が必要です。そしておそらくそれは、自分が苦手とする事です。
苦手とする事だから、クリアが難しいということです。
続きます。
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