~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~~
昔、年末年始は、『時代劇スペシャル』というのが民放で毎年ありました。人気がありそうな題材をもとに作られている作品が多かったので、結構視聴率も高かったようです。
そのなかに、30年以上前の日テレで放送された2夜連続ドラマ『白虎隊』というのがありました。
30年以上前なので、今は亡き俳優さんたちも出演しています。
会津落城のところでは、丹波哲郎さん演ずる神保蔵之介が、佐藤慶さん演ずる田中土佐との会話の中で
『もはやこれまで。…23万石がこれほど呆気ないものだとは』
『倅(←神保修理)が腹を切る前に言っていた。時の流れがあまりにも速過ぎたと』
『修理どのが生きていたら、もっと違う道があったかも知れない』←田中土佐
『それもこれも、時代だと申すでしょう』
と話すシーンがあります。
↓左か田中土佐 右が神保蔵之介
語らった後、2人とも自刃します
ここがとても印象的で、私は好きなのです。
一生懸命にやった、それでも叶わなかった。それも時代(さだめ)なのだと言える潔さ。
もちろん、ドラマとして美化していることは百も承知。戊辰戦争では、少年隊という12歳の子供まで戦死した藩もあります。実際はそんなに綺麗事では無かったでしょう。
殺したくない、争いたくないと願いながらも意志を曲げざるを得なかった人々も多かったはず。
それまで当たり前だった日常が、呆気なく終わる。それまでと反対のことやあべこべのことが本当になる。
それが己の身に起こった時に、それもまた時代だと言えることがどれだけの人に出来るのかと思います。己も含めて。
平和がいいですね。
でも、その平和って何なんだろう? と、近頃は思います。
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