9月、仕事探しとほぼ同時に、早急に住処を決めなければならなくなりました。
時間が限られた中でだったので、半日に5件ほど物件を見に行きました。
こちらの条件を提示して、更には何を優先させるかなどを元にして候補を出してもらい、不動産屋さんの車で次から次へと回りました。
「あー、ここはいいかな」っていうところはあったので、そこを押さえてもらうなどしたのです。
…が。
物件そのものは良いのですが、何か『違う』のですよ。賃貸料とか間取りとか、そういう事では無く、あと一歩踏み出すものがないというか。「町」(街?)そのものも、なんか違うんだよなーと。
帰りの電車の中で、
「時間もないし、物件的にはまぁいいし、決めた方がいいのかなあ」
と考えていたら、ふとある物件を思い出したのです。
引っ越しが現実のものとなったばかりの頃、1番初めにネットで見た物件でした。
念のため見てみたら、まだ掲載されていまして、ちょうどその情報を出している不動産屋さんがある駅だったので電車を降りて、駅から不動産屋さんへ電話。
駅から出た途端、『ああ、ここだわ』という感じが。そして速攻物件を見に行きました。
部屋に入った時、『やっぱりここだ』と思いまして、担当の人に『ここに決まると思いますので、他の人が入らないようにして貰えますか』とお願いして帰りました。
それが、今度引っ越すところです。
実を言うと、いくつも回った中には、『物件的』にはもっといいところはあったのです。
ただ、書いたように、何か違う感が拭えなかったんですね。部屋とか、その町(街)そのものとか。
『ここだわ』と思ったところが、その時の私(及びこれからの私)には最も合うところだったのでしょう。
住むところって、変わる時はその時に最もふさわしいところに行くものなのかもしれませんねー。
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