Harmonize

エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピストのブログです。不調の原因は、体に溜まり続けた不要なエネルギーから来ているとしたら? 不要なエネルギーは、抜くことができます。エネルギーデトックスワークは、それができる『技術』です。

平常心を無くしたらどうしたらいい? 今、なすべき行動にフォーカスすること

 

もくじはこちら

 

 

 

平常心って何?

 

平常心が大事とよく言われますね。

平常心=「ふだんと変わらない心。揺れ動くことのない心理状態」とか「ものごとに動じない状態」、そういったものが平常心と言われます。「普段と同じリラックスした状態」とか。

 

普段とは違うストレスのかかる状況下にあったら、人は当然緊張します。不安になります。慌てます。悲しくもなります。身体的には心臓がドキドキしたり、変な汗もかいたり。胸のあたりがキュッとしたり。涙が出てきたり。

 

余談ですが、強いストレスがかかったとき、自分の体にどんなものが出てくるのかを知っておくと、客観的に「あ、今ストレスがかかってるな」と気がつくことが出来て、その分早く対処が出来るようにもなります。

 

じゃあ、平常心でいる方法は何? と思いませんか? ストレスのかかる状況になっても平常心でいるためにはどうすればいいのか。

 

そういう時って、

 

「緊張するな!」

「普段と同じようにリラックスしていけ!」

「怖がるな、大丈夫だ!」

「落ち着け!」

「早くなんとかしなければ!」

 

みたいに、自分を持っていこうとしませんかね。自分がストレスに反応している状態を「良くないこと」と捉えているから。

 

 

ストレスがかかると心身に出る反応は悪い事?

 

でも、「強いストレスがかかった時にいろんな望まない反応が出る」って、当たり前。そのストレスが強ければ強いほど。そういった反応が出ることは、『正常な反応』です。

 

だから、それを否定すること自体を、そりゃ無理だよね、 と思うんですよ。だって、正常な当たり前の事を「それはダメ」と捉えているのですから。

 

ストレスがかかれば、悩んだり怖くなったり、緊張したり、etc…と、そうなるのは当たり前。それを、「これじゃダメ、『普通』でいなきゃ!」「平常心でいないといけない!」「冷静でなきゃいけない!」とか思うから、逆にそうではない状態を許せなくなったり、焦ったりするのではないですかね。

 

『人は足りないところに目がいく生き物』ですから。

 

でもねー、何度も言いますが、強いストレスがかかると色々出てくるのは当たり前なんです。

 

逆にいうと、強いストレスにより、リラックスしている時とは違う状態になる事、それ自体は「平常な状態、正常な状態」なんですよね。

平常な状態なのに「それじゃダメだ!」と否定してしまうから、辛くなるのだと思います。

 

平常心でいられない時、どうしたら?

 

じゃあどうすればいいのかっていう事ですが、

「その状態にあって、『今』出来ること、為すべきことはあるか? どこに焦点を当てていけばいいか?」だけだと思うのです。

 

緊張するのも、怖くなるのも、変な汗をかくのも、心臓がばくばくするのも生物としての平常の状態。

じゃあ別にそれは「だめだ、そんなのは早く無くさないと! 止めないと!」と思う必要はなく、そのまんまの状態で「今 、何が出来るかな? 何をするべきかな?」という事。

行動をするという事です。

 

それも沢山のことをやろうとするのでなく、1つ(1つずつ)でいいのです。

 

 

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私の例・職場でのこと

 

私のことを例にとりますと。

かなり前のことになりますが、職場での私の大きなストレスの事を。

 

うちの上司は、能力的にかなりのやり手ですが、とにかくキツイ人です。「同じことを言うならもっと別の言い方をした方がいいと思うのですが? 」という人です。

 

さて、ある日、(業務とは直接関係しない事で)私は小さな失敗をしました。

何日か経ってから、上司がその事を別の部署の管理職と話題にしているのが偶然耳に入りました。

それも、私のその日の業務の中で最も神経を使わなければならない仕事をしている最中に、耳に入ってしまったのです。

 

『なんだよその言い方!』

『アンタら、それをそんなとこで話して、私に聞こえるとは思わないのか? もっと慎重になれや!』

『つーか、直接言えや!!!』

 

そして、超シンプルに、超絶ムカついたのです。同時に悲しくもなった。ショックも受けた。

 

しかもそれは、神経を使う仕事をしている最中のこと。

 

考えようによっては人の揚げ足を取っているような事。それに対しての上司の、あまりにも気遣いのない返し方。

私だったらそんな言い方はしないね! というのもありました。せめて聞こえないところでやれや! というのもありました。要するに、彼女達の無神経さが我慢ならなかったのですね。

 

「こっちはメチャ神経使う事をやってるのに、平常心乱すんじゃねーよ!!! ミスしたら責任取ってくれるのかよ!!!」

という事です。

女の職場ですからねー、まあそれなりにあるのですよ。

 

 

それでどうしたか。

 

「あー、めっちゃショック受けてる。汗も出てきてる。心臓が気持ち悪い(もともと不整脈持ち)全然普通の状態じゃない。ダメだ、色々ダダ下がりだわ」

というのを、まずは意識的に自覚する事をやりました。

 

そして幸運なことにその頃は、既に上に書いたような事(強いストレスで平常心が失われることは当たり前)を知っていたので、「やばい、早く普通にならなきゃ!」とはしませんでした。

 

上司に対しては「抗議はとりあえず後。それの優先順位は今は低い」と脇へ保留し、考える事を意識的にストップ

今一番優先することは? と、考えました。

 

最優先は「今やっているこの業務をやること」でした。でも普段の冷静さを乱されていますからね、じゃあ安全の確保のためにはどうやるか。今度はそのやり方です。

頭の中で1つひとつの手順をバラして、とにかくそのひとつひとつを時間をかけても確実にやり、確認作業もいつもより時間をかける、いつもとは目線を変えた確認も入れる、という風にしました。

 

とにかく徹底したのは、

優先する事以外は意識的に何も考えない

やると決めた事だけに集中する

だけです。

シンプルですね。

 

 

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大事なのは、とにかく意識的にやる事

 

大きなストレスがかかったら、普段と同じではいられなくなるのは、生物として当然。

その上で何を1番優先するかを、ひとつだけ選んで、それだけに集中力の全てを向ける。意識的にです。

何故意識的にする必要があるか?

意識的にしないと、すぐにショックを受けたことに感情も思考も戻ろうとするからです。

 

前提としては、「ああ、今私は、普通の状態ではないな」という事を、まずは認める事、意識的に自覚する事です。

 

ストレス社会ですからね。色んなところに心を乱すものは転がっています。

そんな時にこういう考え方が役立てばと思います。

 

 

時が経ってもフラッシュバックを起こす時は

 

強いストレスが通り過ぎても、後々までその時のことを思い出して追体験しまう事も多いと思います。

その時にはカウンセリングなどを利用するのも有効だと思います。(私はセルフカウンセリングと共に現実的な対処もやりました)

そしてエネルギー的には、その時のものが影響している事もありますから、それにはエネルギーデトックスワークで元を抜いてしまう事が効きます。

 

私はその当時まだエネルギーデトックスワークを知らなかったので、自己カウンセリングは出来ましたが、不快なモヤモヤをずっと引きずりました。

 

現実的行動+対処、(自己)カウンセリングや自己分析、そしてエネルギーデトックスワークって、セットでやるとかなりイイと思います。

 

 

 

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