Harmonize

エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピストのブログです。不調の原因は、体に溜まり続けた不要なエネルギーから来ているとしたら? 不要なエネルギーは、抜くことができます。エネルギーデトックスワークは、それができる『技術』です。

完璧主義は悪いこと?取り柄なんて何も無いと信じていたころ

もくじはこちら

 

あなたはいつまでストレスの種を育て続けますか? - Harmonize

 

私のことを言いますと。

就職したあたりからですかねー、「どうしてそんなに完璧主義なの」と年長者から言われるようになりました。

「はーー? 完璧主義? え? 私のことですか?」

みたいな感じで、初めは寝耳に水でした。

だって。これが普通だと思ってたんですから。

と言うより、私は自分のことを、「不器用で、人の何倍もかけないと物事が出来ない人間」と思っていたんですよね。

 

でも、少し深く関わるようになった人から、ほぼ必ず言われるようになって、そうか、こういうのを世間では完璧主義と言うのか、とわかった次第で(笑)

 

でね、若い頃はとにかく自分に厳しかったので、自分を追い詰めてばかりいました。理想とかけ離れた自分も嫌いでしたし。

 

悪いところばっかり。

劣っているところばっかり。

自分には何の取り柄もないと、本気で思っていました。事実、取り柄なんてなかったですよ。

 

真面目だし、気の利いたこと言えないし。社交的じゃないし。可愛げもないし。

(真面目というのは、私にとってはとにかく嫌な短所でしか無かったし、真面目と言われるのも大嫌いだった)

極め付けは、大人や目上から可愛がられる性格ではなかった。

いやー、ホントに幼稚園児の時から、先生から嫌われているのがよくわかったですよ。

大人から可愛げがないと思われてるな、ってのがわかっちゃうんですよ。まぁ実際、可愛くない子供だったでしょうね。

 

そう思うと、そういう事ばかりが目に入り続けますから「そうか、私は人から可愛がられない、大事にされない人間なんだな」という謎の信念が順調に育ち、かつ強力なものになりました(笑)

自分の嫌なところを言ったらいくらでも言えました。

 

だから、自分のことが嫌いだと思う人の気持ちは、よくわかります。

私なんて「自分が大嫌い」がそのまんま体に出て、「自分で自分の細胞を攻撃する」という病気を複数持つところにまで行ってしまったしね。

自分が嫌いだったから、鬱にもなりましたよ。

 

 

 

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あー、前置きなのに長くなってしまったわー。

 

 

完璧主義の人というのは、往々にして円の欠けたところに目が行きます。

なぜなら、「完全」を目指すから。

どっちに目を向ける? 足りないところか、「ある」ところか - Harmonize

 

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そして、無いところを何とかして埋めよう埋めようと頑張ります。

多くの場合、自分一人の犠牲や努力によって。

そうする事で、自分の存在価値を見出すんです。

「ここまでやれるんだから、私は居てもいい」って。

 

子供の頃、よく思っていたのは、どんなに小さなことでも何かの課題があったとして、「これが出来ないと私は●ぬかもしれない」という、今にして思えば何の根拠もない、馬鹿げた事ですが、そんな脅迫的なことも考えながらやっていたのを思い出しました。

 

 

そしてそれが叶わないと、どうするか。自分を激しく責めます。

完全なものを手にできない自分、作れない自分、そしてそれが「自分には価値がない」という方向に行きがちです。

ちがう? 私だけかしら(笑)

 

これがもっと行き過ぎれば、「出来ない私は存在してはいけない」にもなっていたのかもしれません。

言葉を変えれば、「出来る私ならば存在してもいい」ということです。

 

だから、居てもいいように頑張り続けた。

 

まあ、私は子供の頃からそんなでした。

でも、全てが出来るはずもない。だから余計自分が嫌いになるという完璧な悪循環。

 

 

で、ある時、「これはこのままいったらかなりヤバイんじゃないか」と気が付くんです。

そんな時にある1人の恩人に出会いました。

これは、あとで書こうと思います。

 

 

 

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で。

ここで、ちょっと言いたいことが。

 

完璧主義って、そんなにダメなことですか?

って、私は思うんですよ。

 

私の場合は、自分嫌いが行きすぎたところは確かにアレでしたが、社会に出てからはこの完璧主義のおかげで、同年代の中では勿論、年長者の中に入っても、かなりの信頼を得るようになりました。

幼稚園児の頃から大人や先生に可愛がられる事はなかったけれど、その代わり、社会では「あなたがいないと困る」「あなたがいると安心」「あなたになら話せる」と言われるようにはなれました。自分のポジションを自分で得ることに繋がったわけです。

 

 

これは「完璧主義」というものを一方向(マイナス)から見るだけでなく、別方向(プラス)から見たという事です。「なんだ、完璧主義、悪いばかりじゃ無いじゃん。いいところもあるじゃん」と、気が付いたのです。

 

それに気がついてから、「完璧主義? OK! 自分がどう使うかで、すごい宝物になるよ!」と考え方がまるっと変わりました。

 

 

この変換は、大変換だった。

 

 

それとね。

私としては、是非これを言いたい。

 

完璧主義の人は、多分自信がなくて不安を持っている人が多いです。だから完璧である事で他から攻撃される隙を与えまいとする。

そして完璧であるためには、寝ていては完璧なんて得られないのは当然。そこには必ず、様々な努力があるはずなんです。

そして様々な努力は(失敗しながらでも)確実に経験値となり、その経験こそが自信=自分というものの肯定に繋がっていくものだと思うのです。

 

そう考えると、不安がある事も、自信がない事も、マイナスばかりではない。

失敗というものは本当は無いんだ。

そう思いませんか?

 

だから、完璧主義も 大いに結構、と今は私は思います。大事なのはその才能をどう使うのか、そしてその才能をどう捉えるのか、それだけなんじゃないかなと。

そう、才能のひとつなんですよ。

 

私?

私は、完璧主義、これからも使いますよ。

だって私のためになるから。私の役に立つから。これも私の大事な能力だから。

 

ただ、気をつける所はあります。

力を抜いていいところは抜きます。オンとオフっていう事です。

それと、完璧にすることを存在意義と結びつける事はしません。

 

出来ようが出来まいが、居てもいいんです。

存在していていいんです。

 

奇しくも「抜く」というキーワードが出てきたので。これはやっぱり書けという事だね!

 

完璧主義で、(完璧主義に関わらず)様々な我慢を重ねてきた方。

その重たいエネルギー、これでもか! と抜きますよ!

どんどん抜いて、方向転換しよう! 柔らかくなろう!

 

 

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