~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~
別れには、自然と離れて縁がなくなることの方が数としては、ずっと多い。
自然と縁がなくなるが故に、そこには悲しみとか怒りとかの強い感情が伴わないと思う。
一方、激しい感情を伴う別れがあって
こちらはかなり辛いものです。
感情が湧いて湧いて止まず、
辛いが故にそれを押し込めようとすれば、要するエネルギーもまた甚大です。
そして何もそれは、「生きているもの同士の別れ」とは限りません。
『死がふたりを分かつまで』
という言葉があります。
それはなにも男女のことに限らず、
死によって分かたれたということなら、
友人とか親子とかきょうだいとかペットとか、いろんな相手が当てはまると思います。
生まれてきたら、その瞬間から死に向かって私たちは誰もが生きていきます。(死ぬために生まれているという意味ではないですよ)
生きるものは例外なくそういう宿命であるから、大切な存在との死に別れというのも一度ならず経験すると思います。
例えば近くに居なくとも、
同じ空の下に生きている
と思うだけで充分なのに
もう同じ世界のどこにも居ないのだ
となった時の気持ちは、文章では到底表すことはできませんね。
乗り越えなくてはとは思わないし、
泣いてはいけないとも思わないし、
早く元気にならなければとも思わない。
頭ではわかっていても
感情はなかなか思うようにはなりませんしね。
何が言いたいのかというと
生きている以上
死別というのは避けられない。
だったら、死がふたりを分かつまで、
心をこめるしかないよね、と思うんです。
後悔しないようにとかいうのではなく、
ただただ、
死によっていつか永遠に会えなくなるという「当たり前」がわかっているのだから、
同じ空の下にいる今を大切に、心を込めようと。
親しき人との死別なんて考えたくないことですが、
生きている限り、
そしてその人との縁がずっと続いていくのであれば、
終わりは必ずどちらかの死になります。
ずっとずっと繰り返されてきた、生きるものの宿命。
年齢的に、見ないようにすることが難しくなってきました。
だから、死がふたりを分かつまで、
同じ空の下にいられる日々を大事にしていきたいと思っています。
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