◆重要◆カルマとか宿命とか運気とかスピとか言う前に、まずは現実世界です。 - Harmonize
自分の経験のために、著名人や有名人のかたの数字をみることが割とあります。
気になるニュースがあると、どういう数字がどういう配置になっているのかなどを知りたくなるというのもあります。自分のリーディングと照らし合わせてみるというのもあって。
先日は、ある女性の数字を観てみました。
典型的と言ってもよい形がある事がわかります。「どんな数字がどういうところにどんな状態で位置するのか」というものです。
小向美奈子さんをリーディングしました。
◆小向美奈子さん
生年月日 1985年5月27日
良くも悪くも優れた行動力
このかたは、数字から見ると親分気質的なところが強いかたです。行動力にとても優れていて、それもガンガン進む力がある。一方で自己中心的になりやすく、自己顕示欲が強く、目立ちたがりという面もあります。
内面が複雑で理解されにくい(自分でも理解しにくい)ところもありそうで、権威や名声や華やかさを求めるところがネガティブに出た時には、夢や理想を追うあまり、現実から遊離することが懸念されます。
なまじ行動力が半端なく強いだけに、このようになると、暴走的になってしまいます。
生来の愛情運のダメージ
このかたの数字を細かく出して観たところ、まず目を引いたのはある部分のダメージの受け方でした。
愛情運を意味するところのダメージです。
このかたは、前述した通り、「自分中心とも見えるパワフルな行動家」ですが、その一方で、「悩みやすく人からの影響を受けやすい」という面、そして「犠牲的立場となりやすい面」も持ちます。
更には、愛情面のダメージと書きましたが、同時にそれは母親を象徴する側面もあり、このかたの吉数そのものも女性的な数字なのですが、これも残念ながらダメージを受けています。
そして、男性運、主人運、関連して年長の男性(=父親)との縁の薄さ。
依存と愛情運のダメージ
直接的な原因は愛情運の強いダメージによるものですが、更にはこの辺りも、このかたが度重なる薬物使用に至った背景にあるように思います。
依存症の場合、自力で何とか出来るものではなく、ましてや意志の力とか根性論で解決できるものではなく、治療とカウンセリングは不可欠になります。
数字の観点から
数字の観点から書いてみます。
愛情運がさらに弱くなる時期
このかたのお持ちの数字を時期を分けて観てみると、このかたには、依存が特に強くなる時期、感情のバランスが特に乱れる時期というのが存在します。
事実、覚醒剤により逮捕されたのは、どれもその時期に当たっています。
これは生年月日とその時期の数字の巡りによって予測を立て、傾向を知る事が可能です。
愛情飢餓感を癒す必要性
ただ、予測ができる事と防げる事とは別の問題であり、このかたの場合は強い愛情飢餓感を癒さない限りは、薬物依存から抜ける事ができても、次の依存の対象を探す事になるのではないか、というのが心配です。
事実、薬物依存は元々は男性との関係性が原因となっているようです。
ここは父親との縁の薄さ、男性運そのものの薄さからくるものが大きいのだろうと思います。
強い自我のコントロール
性質的にとても強い自我と自己顕示欲がありますので、それのコントロールが運気のコントロールの上でも必要になるでしょう。
このかたは、日頃の心がけや行い次第で吉凶が変化しやすくなるのです。
愛情運と依存傾向
このかたは典型的な並びでしたが、依存傾向の強いかたには往々にして、このような並びをお持ちであることが多いです。
吉数の状態によっても変わってきますが、弱いところがさらにダメージを受ける運気になった時や、そのかたにとっての大きな助けになっている数字がダメージを受ける運気になった時は、要注意と言えます。
運気は波
それでも運気は波ですし、必ず動いていくものです。そういう傾向を知って心づもりをしておいたり、何かしら対策を考えておくことでも、実際に受ける凶意は軽減できるかと思います。
ただし、このかたのように普段からの自分の姿勢が大事になる事も多々あるので、「その時だけなんとかする」というのでは無理があるケースも多いのです。