昔は風邪をひくなんて当たり前でしたが、昨今は風邪をひくと責められることもあるので、おちおちひいていられませんわね…💧
さて、
同じようにしているのに、場合によってはメチャクチャ適当なのに、何故か感染症に罹らないという人もいますね。
その差は何だと思います?
免疫力とか抵抗力とか言う人は多いと思います。実際そうですね。
じゃあその抵抗力の差はどこから来るのか…と。
月並みで恐縮ですが、代表的なところでは、当たり前のことで睡眠(休息)と栄養だと思ってます。そして 栄養≧睡眠だなあ、と。
で、もう少し突っ込んで考えてみますね。
睡眠や栄養がとれているというのは、どういう状態なのでしょう。
睡眠がとれている(質・量共にという前提)
=疲労回復ができている、組織の修復が出来ている
栄養がとれている
=代謝など、生体維持に必要なあらゆる反応のためのエネルギーが充分にある=基礎代謝の上に、あらゆる仕事に充てるエネルギーがある
という状態ではないでしょうか。
例えば
基礎代謝に100が必要な人がいます。Aさんとします。
Aさんは毎日仕事でいろんなストレスに晒されていて、このストレスに対処するために20のエネルギーが必要です。
食べ物その他から入ってくる色々な余計なモノを害がないものに代謝するのに、10のエネルギーが必要です。
Aさんは130のエネルギーを毎日必ず消費する=必ず130のエネルギーが必要です。(これ以外にも他にも色々あるんだけど)
ところが、Aさんの体にはこの必要なエネルギーがちゃんと入ってきません。100しか入ってこないとします。そうなると足りない30は、どこから調達するのでしょうか。
これが時々ここで書いている『組織を崩してエネルギー源にする」というやつです。
Aさんの体は、筋肉や脂肪から糖を作り出してエネルギーにし、脳や赤血球、心臓などに優先的にそれを分配します。(この辺はまた書ければいいなあ)
さて、そんな毎日ですが、ある時、強敵が侵入してきました。某ウイルスといいます。
某ウイルスと戦うためにももちろんエネルギーが必要です。
この某ウイルスは攻撃力50の力を持っていました。
ところがAさんは毎日100しか体にエネルギーを入れません。何もしなくても基礎代謝で100を使う体で.、マイナス分は体を崩して賄っているのです。
そんなところに某ウイルスの攻撃力50!
さて、Aさんはどうなるでしょう?
戦うエネルギーがありませんから、発症しますね。さらに症状も軽く済むとはいかないかも知れません。
これが、もしAさんの日々のエネルギーが200確保されていたらどうでしょう。さらに、余った分を備蓄することが出来ていたとしたら?
Aさんは、基礎代謝の上に様々なストレスに対して充分なエネルギーを充てることができますし、ウイルスのような突然&強力な外敵に対しても、対処することが出来ます。
発症しても回復が早いでしょうし、場合によっては、症状も出さずに対処することも出来るでしょう。
すごく大雑把な例えでしたが、
これが抵抗力と言われるものに個人差がある大きな理由のひとつであると、私は確信しています。
あとは、昔の『衛生観念が今ひとつだった時代に子供時代を過ごした人』は、総じて“外敵”に対する抵抗力が強いなと、肌で感じます。
更に『素晴らしい体だな』と感嘆するのが、今現在80代、特に後半からの方々です。
貧しい時代を生き抜いてきた世代ですね。当然例外もありますけど、「そもそも体の作りが違う」と感じる方が多い。
ただ、今は色んな原因があって、それらも崩れつつあるのを感じます。個人的に、平均余命はこの先何年かで短くなるだろうと予想してます。
少し話がそれましたが、
ひと口に抵抗力と言っても、
勝負を決するのは相手(症状を起こす元となるモノ)や自分の外側なのではなくて、自分(の中)なのだろう、ということなのです。
それと、睡眠と栄養を=にしなかったのには訳がありまして。寝るのにもエネルギーが必要、だからなのですよー。
これもまたいずれ書ければと思います。
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