今週のお題「日記の書き方」
日記を書くのは好きな方でした。
小学生の頃、母から鍵付きの日記帳を買ってもらった時は嬉しかったですねー。
そのうちに、特に鍵付きでもない普通のノートに日記(?)を書くようになったのですが…。
なぜ【日記(?)】と書いたのかというと、今にして思えば、かなり変な書き方をしていたなと思うからです。
普通は、その日にあったこととか、その時の気持ちなんかを書くものですよね。多分。
私は、『自分以外の存在とのやりとりを書いていた』んですよねーー。
それも、一気にノートに2ページとか3ページとか。
子供の頃のことなので『こう思うんだけどあなたはどう思う?』的なしっかりとしたやり取り的なものではなかったと思いますが、明確に自分でない存在(幽霊みたいなものではなく)が相手だった事は記憶しています。
その割に幽霊(当時は今よりもいたのです)は心の底から恐ろしくて、あまりにも怖がるので大人から呆れられたり、怖がり加減が尋常じゃなくて大人まで怖がらせたり、ほんとおかしな子供でしたねー。
当時は別に何も不思議と思うことなく書いていたんですが、ふと
『なんか、こういうのって日記じゃないのでは? ていうか、こういうのは普通と違う、変なことなのでは?』
と感じて
『やらない方が(周りとの調和を考えると)良さそうだ』
と子供心に悟ってやらなくなりました。
あのまま極めていったら、今とはまたちがう道があったのかもしれないですね。良いか悪いかは別として。
あれは、子供の頃特有の感覚だったかもしれません。