~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~~
人によって、体調を知るバロメーターになるものがあると思います。
私の場合、古傷に出てくるんだなあというのが、最近になってわかりました(今ごろですが)。
初めからわかっていたのではなく、何度か経験するうちに「そういえば前もこうなった…」と気がついたというもの。
それは。
古傷の膝なのです。
高校生の時、部活で膝を傷めました。
外側半月板損傷ですが、当時は手術が当たり前でしたので、半月板摘出をしています。
本来あるべきものが無いので、そこが私の体の弱点となっているのでしょう。
普段は全くそれを忘れています。若い頃は下肢の筋肉が充分にあったからというのもありますが、ある程度歳がいって運動らしい運動をしなくなってからも、膝が意識に上がってくることは殆どありませんでした。
それが意識に頻繁に上がるようになったのは3年前、2019年10月に超大型台風が関東を直撃した時からです。
あの時、膝に負担がかかることは何ひとつやっていないにもかかわらず、台風が通り過ぎた翌日にいきなり膝が腫れ上がりました。
夜、普通に寝て、朝起きたら腫れ上がっていたという、信じられないような本当の話です。俗に言う「水が溜まっている状態」で、倍とまではいかないけど、普段の膝は見る影もないくらいに腫れたのです。
勿論痛みもあるし、動かしずらいし。曲げ伸ばしは思うように出来ず、歩くのもとても歩きづらく、でも仕事は休めないしで、当時はかなりキツかったです。
あの台風では生まれて初めてのレベルで恐怖を味わい、死ぬこともあり得ると考えた(=つまり凄まじいストレスだった)ので、いま思えば、分泌された抗ストレスホルモンも、それまで無かった程大変なものだったのでしょう。
『抗ストレス』というとなんだか良いものみたいに感じますが、平時でない非常時に分泌されるものと言っていいので、体にとっての負担は大きなものです。
分泌そのものというより、そこから派生してくるさまざまな生体の働きが、です。
結果的に体にとってよろしくないものも生じてきますし、ブロックされては困る体の働き(細胞レベルでの)がブロックされたりもします。
あの時は『なんで台風で膝が腫れるの???』と訳がわからなかったですが、いろいろ勉強しなおした今ではその機序(過度なストレスが体に引き起こす働き)もわかるようになりましたし、なるほどなーと納得できるようになりました。
死ぬかもしれないと感じる恐怖は、体にとっては、一生のうちそう何度もない生命の危機です。全力を挙げてそれに対処した訳ですね。
抗ストレス物質から派生するいろいろな働きからくるものが、もともとの弱点に出るらしい…これは私の体感ですが、多分私でなくても、「ああ、確かに!」という人も多いのではと思います。
この台風のあとでも、その時ほどではないにしろ、何度か過度なストレスはありました。そのどれもがまず、膝に変化が出ていたんですね。
初めは偶然かと思っていたんですが。
…と言っても、今の時代、ストレスのない人っているんでしょうか? というくらい、当たり前です。
考え方を変えてみると、こういう「ストレスが嵩じると弱点に出る」というのは、体の限界や休むべきタイミングを知る、体の状態を知る、という上で、とても役立つのでは? と思います。
兆候に気が付ければ、本格的な不調に陥る前に対処が出来ますもんね。
もっとも、本当に望ましいのは、兆候すら出すことなく、体が対処可能である事なんですけど、なかなかそうもいかないことの方が多いですし。
毎日毎日くたくたになりながら働いている人も多いですよね。私もそうです。
こういったバロメーターを使うことも、元気でいるには必要だなと思います。
当然、エネルギー的対処で不要なエネルギー抜きをしておくこと(エネルギーデトックスワーク )も大事なのは、言うまでもありません。(言いますけど・笑)
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