～～エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです～～
先日、メチャメチャ懐かしい映画をTVで観ました。
【翔べイカロスの翼】
です。
これ、いつだったかなあ〜、一度だけ観たんです。中学の時だった気がする。学校の体育館で、映画鑑賞会みたいなイベントで観ました。
実話をもとにした映画だといいます。
もともと、サーカスをカメラで撮り続けるうちにサーカスに魅せられ、自らも団員となったピエロ役がさだまさしさんで、綱渡りの途中で落下して亡くなってしまうんです。
ラスト、彼が亡くなった翌朝、サーカスの男の子（ピエロの彼と仲が良かった）が近所の子に
「昨日落ちたピエロ、死んだんだろ？」
と聞かれ、
「死んでない。生きてる！！」
と答えるのです。
もちろんその子は、彼が落下したことも救急車で運ばれて行ったことも、亡くなったことも全て知っているのです。
でも
『生きているんだ』
と毅然として言い切る姿に、当時、友人たちの前で人目も憚らず、号泣した記憶があります。
ピエロの彼が落下するところや息を引き取るところよりも、その子の声と表情の方を、数十年経った今でもはっきりと覚えていました。
何となく「あの映画、もう一度観たいな」と思っていたところだったので、偶然TV放送されることを知ってラッキーでした。
勿論録画もしました。
が、あまり度々観れるものではないなーと思います。やっぱり、なんだか辛くなるので。
ピエロの彼が死んでしまうこともですが、あの男の子の気持ちかいじらしくて切なくて。
この映画のために書き下ろされたという「道化師のソネット」がまた、とてもいいんですよねー。
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