実は昨日の記事
とも、私自身の事では繋がりのある話です。
ある程度生きていると、忘れたい記憶の一つや二つはあると思います。
そんなものは無いと言える人もいるんだろうか…それは、本当に幸せな人だと思います。
もう何年も何十年も前のことだったりしても、スイッチを押されたように、突然に当時の自分の心そのものに戻ることがあります。
とうに乗り越えたと思っていたことなのに、実は未だ容易にフラッシュバックを起こす事をその時になって初めて知るのです。過去も未来も無いのだという事を、身をもって知るのですよ。数は少なくなりましたが、未だにね。
海千山千のような経験の末、ここまで(少なくとも見かけ上は)動じなくなりましたが、私はもともと本当に人の目を気にして、まさしく他人軸で生きていた人でした。今もまだ残っていて、「まだ来るか!」みたいなところもありますけど。
何かの事件のニュースを見れば、ものすごい同調を起こしてしまうし、それがまた不要なエネルギーを生んでしまう。
疲れることは今でも時々あります。
他人軸で生きるというのは本当に本当に疲れる事です。
普通の人が何でもないようなことでも、必要以上に憂鬱になったり、人の感情を気にしたり、その時はもちろん後々まで、ずっと(場合によっては何年も何十年も)忘れられなかったりするのがルーチンなんですから。
挨拶を返されなかった(単にタイミングの問題なのに)と、ショックで泣いた事もありましたよ。でもその当時は、そのくらいに気にしやだったのです。そりゃ疲れるよね。
いろんな事で心が不安定になっていたというのもありますが、特に30代半ばくらいまでは、かなり酷かったです。
どうして私はこんなに「異様に気にする性格」で、「すぐ同調を起こしてしまう」のだろうかと、自分が嫌になったこともあります。
違った種類の修羅場を越えることで否応無しに徐々に耐性をつけ、更に「徹底的に無条件に」私を認めてくれる人が出てきてくれた事で、徐々に自分軸になって行きましたし、「他者との距離感」を作れるようにもなりました。
更にはカウンセリングや心理学の勉強をし直すことで、自分の心の持ち方を変える方にシフトしてきました。
通ってきた道なので、感受性が高い人の「しんどさ」は身をもってわかります。
感受性が強ければ強いほど、傷つくことも増えます。共感性が高いほど、悲しいことも増えます。人に気をつかえば使うほど、言いたいことは言えなくなります。
私はそういったエネルギーが蓄積され続けていくことが、悪循環の原因なんじゃないかなと、自分の経験上思います。
だから是非ともエネルギーデトックスワークをお勧めしたいですが、それだけではなく、同時に「心の持ち方、感じ方を変えていく」「自分軸を身につける」という方法を会得するのもとても有効だと思っています。
心の持ち方を変えていくと同時に、エネルギーデトックスワークで溜まっていく(既にたくさん溜まっている)ネガティブなエネルギーを抜くのです。
どちらかひとつではなく、車の両輪にするということです。
トラウマに絡んだものとか、心が被ったダメージが大きければ大きいほど、人ってそれを奥深いところに沈めてしまうのではないですかね。痛みを感じないようにするため、自分を守るためにです。
そして、時には忘れたと思うし、もう乗り越えたと思うかもしれない。
実は出来た傷はそのままそこにあるから、そして傷ができた原因もちゃんとあるから、なんとかして「傷の存在に気付いて!」そして「傷を癒して!」と、似たような感情の揺れを起こして来るというのが、フラバ(フラッシュバック)の正体なんじゃないかなと思う。
特にトラウマ級のものが生み出すエネルギーって本当に大きいです。
エネルギーデトックスワークを続けている今となっては、大きなネガティブなエネルギーをそのまま中にしまっておくなんて事は、私はもう出来ないです。
普段も顔を洗うレベルでセルフワークをしていますが、感情の大きな揺れがある時には特に念入りにセルフワークをします。
深いところにしまわれたエネルギーは、一度で全部抜くことは難しいかもしれません。それでも、まずは外側の厚い層をワークで抜いていけば、だんだんと深いところに届くようになります。
まずは浅いものから抜いていくことをお勧めします。
そして、感受性が高いということは、人の気持ちがわかるということ。共感性が高いということでもあります。
これって、考え方を変えれば立派な長所になるんですよね。
感受性や共感性は才能と考えることも出来ると、私は思います。
要らないものは抜いて、才能は伸ばしていきましょう。
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