~~エネルギーデトックスワーク協会認定上級セラピスト・1dayセミナー講師 NAMIです~~
さて、これの続きです。
自律神経とは
ざっくり言うと、自律神経というのは、体の働きを自動的に調整し続けてくれる、とても大事な神経です。
消化器、循環器、呼吸器などの働きを、自分が「やろう」と意識する事なしに全て自動的にやってくれています。
交感神経と副交感神経とがあります。
交感神経は、昼に働く神経、ものすごくざっくり言うと、『戦って生き延びるために働くもの』です。
では、副交感神経というのは。
副交感神経
交感神経は昼に働くものでした。
一方、副交感神経は、夜(寝ている時)やリラックスしている時に働きます。
別の言い方をすると、心身を休ませるのが副交感神経ですね。
なので、「副交感神経の働きって?」と思ったら、寝ている時とか、リラックス出来ている時の自分の状態を思い浮かべてみるとよくわかります。
心臓は?
心拍数が減って、収縮の度合いも昼間より弱くなります。
加えて血管も広がるので、血圧は昼間よりも低くなります。
消化管は?
胃も腸も共に動きが活発になり、消化液の分泌も増え、消化吸収が進みます。
なので、「便」は寝ている夜の間に作られて、直腸に向かって移動していきます。
朝に排便の習慣がある人が多いのも、このような理由があるからですね。
呼吸器は?
深く、ゆっくりとした呼吸になります。
気管支は狭くなります。気管支喘息の発作が昼より夜に起きやすいのは、こういった理由もあるんです。
脳は?
働きが鎮まる→眠くなる。
生きるか死ぬかという時に、眠くなるって事は無いですね。
逆を言ったら、リラックスできる状態であるからこそ眠気が来るわけ。
つまり副交感神経というのは
消化吸収を進め、脳は勿論のこと体を休めて、
【生きる力を蓄えるための神経】
と言ってもいいですね。
この2つ、交感神経と副交感神経を合わせて自律神経と言います。
これの働き(切り替え)がうまくいかなくなった状態が、俗に言う「自律神経失調」です。
//////////
↓セッションお申し込みはこちら